学生時代、一風変わったアルバイトをしておりました。
ウグイス嬢、子供向けディナーショー、着ぐるみショー。
なかでも着ぐるみは大変思い出深いアルバイトでございました。
乙女な上に見栄を張っても153cmしか身長がない為、足元はダブタブ。頭は必要以上に大きく見え、ちびっこが足下に来ても気配すら感じられない分、愛らしい動きでカバーしておりました。
今ほど「ゆるキャラ」が注目されていない時代。思えば当時からやたらと鳥取にはキャラクターが溢れていて、それがしっかり生き残っております。「鳥取にはゆるキャラが多い」と今日、言われているのに少しは貢献できたのではないか…ちょっとした自慢でございます。
先日、砂丘にてゆるキャラの集いがございました。県内外からゆるキャラ達が集まり、相撲やら大縄跳びやら障害物競争やらで我がの力、可愛らしさをアピールするのでございます。
某テレビ局のマスコットキャラクター。ブッ〓ィと古くからの友人である私は友の勇姿を応援に参りました。
今年で3度目のこの集い。なんと!約7000人の来場があったとか!ツアーも組まれたと噂を小耳にはさみました。会場は圧倒的に大人が多く、プロ仕様のカメラを構え、脚立を用意し人垣ができているメインステージを激写していらっしゃいます。人気キャラクターには黄色い声が飛び、私はハッといたしました。
写真撮影に群がる人々の裏に、ゆるキャラの格差社会を見てしまったのです。
人々に囲まれているコがいる一方、そうでないコもいるのです。まさかゆるキャラにまで格差が広がっていようとは!
涙をこらえ私は声をかけました。「お写真よろしいかしら?」
私の行動は自己満足でもかまいませぬ。
せめて夢を与える存在であるゆるキャラ達は皆、自分は人気者であるんだ!というプロ意識を持ち続けて我らに笑顔を与え続けてもらいたいのでございます。
きれいごとを言いつつも友であるブッ〓ィが大変人気者でそれはそれで寂しくもある複雑な気持ち…。乙女心と秋の空。
妄想はつきませぬ…
だって乙女ですもの。
本日もよいオトメ日和でございました。 |